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大分支部について

公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 は、わが国古来の刀剣類の保存と顕彰を目的に設立されました。 日本美術刀剣保存協会 大分支部 (略称「 日刀保大分 」) は九州の西部に位置するとても温暖な地域です。古くから豊富な温泉源に恵まれ栄えた別府温泉を始め、県内には多くの温泉地が存在します。

日本美術刀剣保存協会大分支部 大分のイメージ

時代はさかのぼり、鎌倉時代から戦国時代にかけて九州の豊後(大分県)を統治したのが武家の大友氏。なかでも第二十一代大友宗麟(義鎮)は豊後府内を拠点に北部九州6カ国を支配しています。

日本美術刀剣保存協会大分支部 大友宗麟公像

また、いち早く西洋文化を取り入れて戦国のキリシタン大名として名高く、その名は西洋にも知られていました。この時代から刀剣の一大産地として、豊後高田庄を拠点に刀剣生産のピークを迎えます。

日本美術刀剣保存協会大分支部 日本刀

大友氏滅亡後、大藩肥後細川公の被護のもと高田鍛冶は栄えました。戦国時代~幕末まで全体を通じて400人以上の刀鍛冶によって豊後刀を世に広めています。