2025年8月24日 支部勉強会

立秋を過ぎましたが残暑も厳しく毎日暑い日々が続いております。

ですが夜になると虫の声が聞こえるようになり、季節の移り変わりを感じます。

8月の大分支部勉強会のテーマは「古刀期の豊後刀」です。

古刀期の豊後刀の刀工は、大友氏から偏諱を賜った(へんき:名前の一字をもらう)刀工が多く、義鑑(よしあき)・義鎮(よししげ)・義統(よしむね)からの偏諱が多いです。

特に戦国期の大友宗麟(義鎮)から鎮の字を賜った刀工が多数存在し、宗麟がいかに武力に力を入れていたのかが分かります。

今回は参加者の方に古刀期の豊後刀を持ち寄っていただき、各刀剣の製作年代・姿・匂口・刃文・銘振りの違いなど細かい部分まで観察し、意見交換を行いました。

各刀剣の所有者の皆様、ありがとうございました。

参加された皆さん、おつかれさまでした。