2025年10月度支部活動 大分県立歴史博物館 行平展見学

暑さもだいぶ和らぎ、やっと秋の気配が感じられるようになってきました。

10月の大分支部活動は大分県立歴史博物館で開催中の特別展 豊後国行平 -「祈り」の刀剣- の見学です。

大分県立歴史博物館特別展 豊後国行平 -「祈り」の刀剣- – 日本美術刀剣保存協会 大分支部

歴史博物館ならびに学芸調査課長 平川氏の特別な計らいにより見学させていただきました。

※展示室内の写真撮影はNGです。

平川氏に各刀剣の解説をしていただきました。皆さん熱心に刀剣を鑑賞し、議論をされていました。

国宝の古今伝授行平をはじめ、国指定重要文化財・重要美術品・県指定文化財など、錚々たる行平が前期後期合わせて24振展示されている空間は圧巻でした。

また、行平の他にも光世・典太・定秀・神息など、普段お目にかかれない貴重な刀剣も鑑賞することが出来ました。

ガラス越しとはいえ、各刀剣の堂々とした姿は作刀されて800年という時間を忘れさせるには十分な空間でした。

数多の戦乱・災害をくぐり抜け、いかにこの刀剣が大切に引き継がれてきたのかを実感しました。

改めて、今現存する刀剣を責任を持って次の世代に引き継がなければならないと強く思いました。

歴史博物館の皆様、誠にありがとうございました。

改めて大分支部より深く感謝申し上げます。